美しが丘の『100段階段プロジェクト』とは?

100段階段プロジェクトのロゴ

たまプラーザの住宅地(美しが丘1〜3丁目)には、広くて長い遊歩道があります。ここでの整備活動やイベントを通じて、多世代による「まち育て」をするのが『100段階段プロジェクト』です。

『100段階段プロジェクト』とは、街の象徴としての「百段階段」(『美しが丘小学校』下にある長い階段)から名付けました。美しが丘アセス委員会(良好な居住環境の維持活動)の遊歩道ワーキンググループです。

ちなみに横浜市では、「まち」はコミュニティのこと、「街」とはハードの住宅街のことと使い分けています。

問合せ先
100段階段プロジェクト
ジャンル 地域グループ
リーダー 藤井本子(美しが丘アセス委員長)
美しが丘2丁目の歩道

歩くための街を再生

美しが丘は名前の通り「丘」の街。この街は50年前の開発当時から「歩くための街」として造られた(クルドサック方式の道路、ラドバーン方式の本格的な遊歩道など)ことをご存じですか?

駅からたまプラーザ団地を抜けて住宅街へと続く遊歩道(歩行者専用道路)や歩道橋、ユリノキの並木のグリーンベルトはそれぞれがこの街の大事な地域資産なのに場所によっては、

傷んでデコボコ→歩くと危ない→人が歩かない→人通りが少ない・草が生える→ますますデコボコ

といった負のスパイラルに落ち込んでいる箇所も。これを断ち切るために遊歩道の入り口に位置する美しが丘小学校下の百段階段の整備をヨコハマ市民街普請事業にエントリーし、2回の公開審査を経て500万円の整備助成金を獲得しました。百段階段と遊歩道の整備を進めます。

歩きやすい道ができてツアーやイベントの企画で歩くきっかけを作る→利用する人が増える→きれいになる→整備が進む

という新しい循環によって街への愛着と街づくりへの参加を促進します。

百段階段イラスト

地域内外から多世代のボランティア

地域内外から自分のスキルを美しが丘のまちづくりに提供しましょうという多世代、多様な属性のボランティアが集まりました。
そのきっかけは「美しが丘、いいじゃん!」「この街好きだから、なにか役に立ちたい」という美しが丘LOVE(まちへの愛着)。

若造のくせに生意気!とか、よそ者が口をはさむな!とか、おばちゃんうるさい、ひっこんでろ!とか、そういうネガティブな感情が一切生じることなく、人から人へと繋がりが広がってきました。

看板を見る藤井本子さんと『ロコっち』藤村さん

参加している人の声

  • 子どもちもいっしょにまちづくりができる良い機会。美しが丘小学校の50周年の年に自分たちで色を塗った百段階段!一生の思い出になると思います。
  • 建築家など専門家の方々が積極的に参画し、住民が思いついたアイディアを形にしていただけるので、非常に楽しいです。
  • まちを自分たちでより良くしていく実感があり、充実しています。
  • ツアーに参加して歩いてみるとすばらしい環境に感嘆!
百段階段の模型

イベント参加費で整備

下記のツアーやワークショップには、どなたでも 参加いただけます。それぞれ参加費は基本的に¥1,000です。この費用は『100段階段プロジェクト』の活動整備費となります

イベントの詳細は『たまプラ新聞』でご案内します。ぜひ、ご参加下さい!

これから行う整備は…

  1. 団地前バス停と連続した歩道橋下の空間整備
    照明、情報掲示板…安全で明るい階段に。
  2. 百段階段と遊歩道への標高スケール・情報タイルの設置
    「たまプラ遺産」を認定し遊歩道にタイルをはめ込みます。
    百段階段を地域の標高スケールにし、標高を表示します。
    各場所の標高をこの段はABC公園の高さ、この段はジャブジャブ池の高さ…等の表示で、各地点と百段階段をひもづけます。
  3. みんなで100段階段のカラーリング
  4. まち歩きツアーの定期開催でまちを歩くきっかけ作り
    毎回ちがったプロのナビゲーターとまちを歩きます。
    ちがう切り口で街を見ることで新たな魅力を発見。
  5. webマップを作成(ダウンロード印刷可)
    市、区のオープンデータ活用による街情報・防災マップなども付加します。
藤井本子さんと『ロコっち』藤村さん
プロジェクトリーダー藤井本子(右)

まち育てを次世代へ

美しが丘に住み始めておよそ35年、まちって住んでる人たちが守ったり育てたりするものだということを街づくりの先輩たちの姿勢から教わりました。

今回のプロジェクトは、現在のまちの在りようが、住民によって50年間守り継がれ、育て継がれてきた成果だという「美しが丘のプライド」を目に見える形としてみなさんに再認識していただき、このまちづくりのスピリットを次の世代に繋いでいくためのものです。

ひとりひとりが自分にできることを街に提供する、みんなが喜ぶ、自分も楽しい、もっと街が好きになる…そういう展開を願っています。

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記者について:美しが丘アセス委員会 5 Articles
良好な居住環境の維持活動を行なっています。