同じ土地で生まれた電気と米で酒造り
『みんな電力』で電気の産地証明

麹室で床もみ

2021年4月に限定発売された『推譲すいじょう』は、おひるねみかんODAWARA発電所(小田原市)で生まれた電気と米でつくられた日本酒です。

神奈川県にある井上酒造(足柄上郡)と合同会社小田原かなごてファーム(小田原市)の共同企画できた日本酒『推譲』は、みんな電力のトラッキングシステムを通じて、ソーラーシェアリングで発電された電力を、酒造工程で使っています。

発表:みんな電力株式会社(東京都世田谷区)

日本酒「推譲」

ソーラーシェアリングと電気の産地証明

おひるねみかんODAWARA発電所は耕作放棄地を活用して、太陽光発電を行うと同時にパネルの下で米を育成しています。発電出力は 50.3kW。

電気の産地証明を可能にするのは、みんな電力のサービスです。2018年にブロックチェーン技術を活用したP2P電力トラッキングシステム ENECTION2.0を法人向けに商用化し、再エネ発電所を指定した電力購入を約370契約。

井上酒造 代表取締役 井上寛さん
井上酒造 代表取締役 井上寛さん

二宮尊徳の思想にちなんで『推譲』

酒名は、「二宮金次郎」として知られ、神奈川県足柄上郡出身の農政家 二宮尊徳の思想である「推譲(余剰の利益は次の世代・社会のために使う)」にちなんでと名付けられました。

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