たくさんでも忘れないパスワードの決め方

たくさんのサービスで同じパスワードを使うと、リスクが高まります。

一方、パスワードをそれぞれ変えると忘れてしまう心配があります。そんな人へお勧めなのが、一部だけ変える手です。

パスワードを使い回すリスク

情報処理推進機構の『2021年度 情報セキュリティの倫理と脅威に対する意識調査』によると、スマホユーザーの半数が同じパスワードを使い回しをしています。

どこかの事業者が情報漏洩をしてしまうことで、パスワード使い回しの人のアカウントが乗っ取りされる可能性が発生します。

Facebookメッセンジャー「あなたのように見えます」で紹介した詐欺は、アカウントを乗っ取られ発生しています。このとき加害者にもなってしまうのです。

一部だけ変える、コアパスワード

例えば、「tamaplaza2017」をコアパスワード、「サービス名の2つ目を大文字で加える」というルールにします。

  • LINEは、tamaplaza2017I
  • Twitterは、tamaplaza2017W
  • Facebookは、tamaplaza2017A

このような決定方法なら、コアパスワードとルールを覚えるだけで済むわけです。

ルールはなんでも構いません。ただし、“大文字と小文字”や“アルファベットと数字”を含めなくてはいけないサービスが多いので考慮してください。

なお、パスワードは長いほど、ルールは複雑なほど、安全になります。

まとめと補足

複数のサービスで、パスワードを同一にしないことが肝心です。

コアパスワード以外の手としては、iPhoneなら推奨パスワードの採用。また、同一にするくらいなら、それぞれ変えて自宅の備忘録に書く方が良いでしょう。

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