線路沿いの散歩を、映画のような動画にしてみようと試作(30秒)。次の工夫をしました。
- ミラーレス利用
- ジンバル利用
- ハイスピード撮影
- 横長画面
- 色調整
動画編集は『Adobe Premiere Pro』というパソコンアプリを使い、画角変更・色や明るさの調整・再生スピードの可変などを行っています。
カメラは富士フイルムのコンデジ
カメラはコンパクト デジカメ『FUJIFILM X100V』を選びました。理由は、背景ボケを得やすい大きいイメージセンサー ≪APS-C≫・軽い ≪約480g≫・フィルムシミュレーション(カラープリセット)がある点です。
- FUJIFILM X100V
- レンズ交換できない・ズームできない・高級コンデジ[詳しく]
ジンバルを使って、ハイスピード撮影
撮影は、ジンバル(手ぶれ補正機)『DJI Ronin-SC』にデジカメを取り付け、モデルが歩くスピードに合わせて歩行移動。背景に電車が通り過ぎるタイミングを狙っています。撮影地は、田園都市線たまプラーザ駅付近(横浜市青葉区)。
スローにしても滑らかに再生できるように、ハイスピード撮影(120fps)にしました。
- ハイスピード撮影
- 通常より多くのフレーム(静止画像)を録画するモード。動画の原理はパラパラマンガと同じで、瞬間でフレームを切り替えて動いているように視認させます。
- fps(frame/second)
- フレームレートの単位。1秒間で何フレーム切り替わるか、という指標。旧来の映画なら24fpsでテレビは30fpsだが、最新技術では増やしたハイフレームレートや4K放送などがある。
画角を横長にして、渋く色調整
テレビやYouTubeの縦横比率は16:9ですが、今回の試作では2.35:1のシネマスコープという映画で見かける画角にして動画編集してみました。
撮影時は陽が沈み始めるころの曇りだったので、色や明るさは渋い雰囲気にしています。この編集スキルは写真補正と同じです。