ツバメの巣下に板を、京王電鉄が駅に設置

京王電鉄ツバメのフン受け板

ツバメが巣作りをする春から初夏にかけて、京王電鉄は駅の設置可能な箇所にフン受け板を設置します。

電線の燕

ツバメは全国的に減少傾向

駅構内にツバメの巣が作られるのは、人通りで天敵が近づきにくいからと考えられます。

ツバメは全国的に減少しています。

ツバメ / Hirundo rustica

北半球の温帯地方に広く分布し、日本では北海道から九州までの地域に夏鳥として渡来します。 稀に、越冬する固体もいますが、それらは日本よりも北の地域で繁殖する固体と考えられています。3月下旬から4月上旬頃に渡来し、人家や商店、駅や官公庁などの建物に巣を作り、順調にいけば2回の子育てを行います。

環境省自然環境局生物多様性センター公式サイトより抜粋

フン受け板の設置は、生態系配慮と迷惑回避を両立するため、認定NPO法人バードリサーチの協力のもと行われます。2014年度から実施。

上の写真:川原敦雄 / photolibrary

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