投稿者: 8Binagi

ネット記事には、不快にさせる“釣りタイトル”が少なくない。
ニュースアプリは、複数のウェブメディアの記事をまとめて見られて便利な反面、嫌な気分にさせる記事名も目にしてしまう。
Yahoo!ニュースは、釣りタイトルや不快の評価が多い配信元の掲出を2025年12月より減らすそうだ(参考:【ITmedia NEWS】“釣り見出し”などに対応強化)。

個人的に嫌いなタイトル
私は次のようなタイトルが嫌いだ。
- 「〜に賛否」や、SNS投稿の列挙
- 「本当は教えたくない」
- 「〜はダサい」「〜は〜に嫌われる」
- 嫌いな人ランキング
こういったライティングをするのは、だいたい同じ配信元(ウェブメディア)で覚えるほど。ニュースアプリで気になった記事があっても、配信元をチェックして開かないようにしている。
ちなみに、『Google ディスカバー』やアプリ『Google ニュース』は、配信元ブロックが可能。

「〜に賛否」や、SNS投稿の列挙
賛否が分かれない事柄などない、独裁国家じゃあるまいし。
また、「ハマりそう」「納得しました」「爆笑した」というようなSNSの投稿を列挙している記事が嫌い。
これはテレビの街頭インタビューも同様。重要なニュースに関しては特に、たまたま答えた人、そして編集者がピックアップした声に興味はない。
世間の声を伝えたいならば、アンケートにしたら良いと思う。
「本当は教えたくない」
「教えたくない」なら配信しなくていい。頼んじゃいないし、恩着せがましい。
「〜はダサい」「〜は〜に嫌われる」
「異性にダサいと思われる〜」「〜は若者に嫌われる」「〜を知らないと恥をかく」などのタイトルは、脅し同様。
こういった“脅しタイトル”は書籍や宣伝にも見られる。冷静に考えると、どうでもいいことばかり。
嫌いな人ランキング
「テレビで見たくない人」「抱かれたくない芸能人」といったワーストランキングは、非常に悪質。「いじめ」「誹謗中傷」とさほど変わらず嫌悪する。
この手の記事は『女性自身』と『Smart FLASH』が配信(2024年3月)していた。出版社はどちらも、光文社。光文社といえば『光文社新書』で良い印象だったが、180度変わった。
