数ヶ月前から、ネット広告に「開く」「続き」などが大量に配信されています。
“昔のホームページに多かったボタン”だけの広告は、まともではないでしょう。《たまプロ新聞》等では見つけ次第、ブロックと配信サービスへ報告を行っています。
「開く」「続き」は詐欺の仕込み
Googleアドセンスで確認したときは、これらの広告のリンク先は無価値なだけで、有害ではありませんでした。
- Googleアドセンス
- ネットコンテンツ運営者が、広告スペースを貸すことで収益を得られるサービス[詳しく]
では、なぜ出稿しているのか?
「開く」「開<」「続き」「次のページ」など膨らんだボタンのようなネット広告は、詐欺の仕込みではないかという見方がありますが、5月22日に確認できました。
あるWebメディアで表示されたので、クリックしてみると詐欺ページが出たのです。以前、紹介した『「台風が近づいています」「ウェザーニュース」は、詐欺広告』と同じ手法を使っています。
おそらく、Google審査や検索エンジンに登録されるまで無害のコンテンツを掲載しておいて、しばらくしたら上図のような詐欺に切り替えるのだと思います。
詐欺ページでは、ウイルスに感染したかのようなウィンドウが次々と表示されます。
もし、表示されたら、これはウソなので、ウィンドウを閉じてください。閉じることができなければ、電源を切れば、ウソ警告は消えるはずです。
重要なのは、詐欺ページの指示に従わないことです。