
nstagram(インスタ)から最近、詐欺メッセージが送られてきます。これは本人ではなく、詐欺師からのものです。
友人・知人のふりをして、「投票してもらえませんか」というダイレクトメッセージ(DM)を送ってきました。
こんにちは オンライン インフルエンサー プログラムのアンバサダーに立候補しています。私に投票していただけますか?
2025年4月受信の詐欺メッセージ
こんにちは👋 アンバサダーになるためのコンテストに参加しているのですが10票必要なのですがすでに8票持っています。私に投票してもらえませんか😍🙏🙏🙏🙏
2025年6月受信の詐欺メッセージ

対処方法は相手にしない
投票を頼んでくるメッセージは、反応しないことが一番の対処法です。
もし、送信元アカウントが友人・知人なら、アカウントが乗っ取られています。別の連絡手段で伝えてあげましょう。
なお、記事執筆のために、あえて「相手」してみました。手口は次のとおりです。

インスタDMで、ケータイ番号を要求
今回の件では、メッセージに返信すると、「ケータイ番号を教えて」と要求してきました。
番号は知っているはずと返信しても、「教えて」を繰り返します。どうやら相手は、日本語がわからないようです。しかし、インスタ電話がかかってきました(これはスルー)。日本語を喋れる者へバトンタッチして、通話するのかもしれません。
特に若い人たちは通話する前に、メッセージで許可を得るといいます。この習慣は詐欺対策に有効ではないでしょうか。

お決まりのフレーズが役立つ
普段のやり取りでで、お決まりのフレーズ(例えば「お疲れー」「こんちわ🐷」で始まるとか)を使っていると、本人チェックに役立つと思います。
定型文を送る詐欺のならば、“お決まりのフレーズがない”ことで、ニセモノと気づけます。
ただし、巧妙化すると、過去の投稿を学習してその人っぽいメッセージを送ってくる可能性は高いです。
メッセージ上のURLタップや、電話番号など個人情報を伝えることは、十分お気をつけください。