ネット広告の仕組みを解説します。
広告のおかげで、様々なネットコンテンツを、無料で読めたり遊べたりします。
しかし、怪しいものを散見するなど、悪い面も目立ちます。
反響に応じて広告料が決まる
ネット広告の多くは、出稿側とネット媒体とのマッチング サービスによって配信されています。
配信事業者はたくさんあり「クリック報酬型」と「成果報酬型」に大別できます。
反響に応じて広告料・報酬が決まります。テレビや雑誌とは違い、ネット広告は厳密な効果測定ができるためです。
クリック報酬型
クリック報酬型は、広告を押されると費用が発生(上図参照)。
このタイプの広告を載せる媒体は、ページビュー(閲覧数)と収益とがほぼ比例します。そのため、騙すようなタイトルや貧弱なコンテンツが後を絶ちません。
また、悪質なネット広告のほとんどはクリック報酬型です。自動オークションのような出稿システムのため、テレビCMに比べて審査が圧倒的に甘いことが原因でしょう。
成果報酬型
アフィリエイト サービス プロバイダ(ASP)と呼ばれる事業者が、成果発生をチェックできるサービスを提供し、広告主と媒体を繋げます。
成果は資料請求や売上など、出稿者が報酬額とともに決定。
なお、ステルス マーケティングは成果報酬型が関わります。
- ステルス マーケティング
- 宣伝であることを隠して、商材を売り込むこと
10月より景品表示法で、ステルス マーケティング(ステマ)はネット媒体に限らず、違反になります。
参考:消費者庁 公式サイト