iPhone撮影でピントが合わないときは、マニュアルフォーカスにすると解決します。
特に、極小な被写体は思うようにピントが合いにくいと思うので試してみてはいかがでしょう。
純正カメラアプリはAFロックを利用
Apple純正カメラアプリは、マニュアルフォーカス(MF)へ切り替えられません。しかし、AFロックを使う手があります。
AF(オートフォーカス)ロックはその名のとおり、自動ピント合わせを止める機能です。
次の手順で合焦します。
- “撮りたい被写体”と同じくらいの距離のもの(仮り被写体)にAF
(例:iPhoneカメラ→自分の手) - 仮り被写体を、iPhone画面で押し続ける
- 数秒すると「AE/AFロック」と表示される
- そのまま“撮りたい被写体”へ向け、iPhoneを前後させてピントを合わせる
(例:iPhoneカメラ→小さな花)
次に、マニュアルフォーカスができるお勧めアプリ《M Camera》を紹介します。
カメラアプリ M Camera
古いiPhoneでもカメラアプリを使えば、手動でピント調整できます。そのアプリのなかでお勧めなのが《M Camera》です。
M Cameraのフル機能で使うには、600円かかります(2024年7月現在、iOS 15.0以降が対象)。
なお、ホワイトバランスを調整(ケルビン値もわかる)したり、シャッタースピード・ISO感度を変えたりも可能です。
近づくほど、背景がボケる
スマホカメラであっても、接写すれば背景ボケを得られます。主役以外がボケると、立体感が伝わる写真になります。
操作方法は、Sothei「M Cameraなら〜」でガイドしています。