
プライム・ビデオで見放題のなかで、社会派ドラマのおすすめ作品を紹介します。
- Amazonプライム
- 料金は、¥600/月または¥5,900/年から(2025年6月現在)。 プライム・ビデオ(動画)は視聴中にCMが流れ、非表示する《広告フリー》は追加料金¥390/月。
なお、視聴できる作品は時期によって異なります。本記事は、2025年8月時点の情報です。見放題に復活した作品もあります。

Prime Videoリンクつき作品リスト
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レビューは作品リストの後に続きます。
海外ドラマの一部は吹替版へリンクしていますが、字幕版も用意されています。最近の配信作品は、吹替選択や字幕の切り替えが可能です。
- プロモーション リンクを含みます
- 広告リンクから購入や申込されると、《たまプロ新聞》に報酬が支払われます。
- 国内の連続ドラマ
- 海外の連続ドラマ

推薦作品のショートレビュー
見放題(prime会員特典)の対象作品のなか、おすすめ社会派ドラマを紹介します。
しんがり ~山一證券 最後の聖戦~
実話がもとの『しんがり 山一證券最後の12人』(清武英利:著)を原作に、全6話で構成。
山一証券 飛ばし事件の発覚前後を描き出しています。
「殿」とは、戦闘退却のなか最後尾で追撃に対抗する部隊。「飛ばし」とは、株の売買で損失を隠すこと。
ヒポクラテスの誓い
原作は中山七里さんの同名小説。
主な登場人物(医師)に悪人はいませんが、悪いことが広がっていきます。
セイレーンの懺悔
高校生誘拐事件を通して、マスコミと警察に焦点を当てた良質なドラマ。視聴対象は13歳以上です。
人々の表裏によって展開していくところに、地上波ドラマであまり見かけないリアルさや普遍性を感じました。
中山七里さんの同名小説が原作。このタイトルの秀逸さにもおののきます。
HOTEL -NEXT DOOR-
石ノ森章太郎 著『HOTEL』の後日談をオリジナルシナリオで制作。
あの『ホテル プラトン』が経営不振に陥った。それを新しい総支配人が人材マネジメントやマーケティングを駆使して再建していきます。
当て書き?と思うほど、ディーン・フジオカさんがハマり役です。

ドクター・デス シーズン1
日本でも話題になった「リピーター医師」を描いた全8話のアメリカドラマ。
リピーター医師とは、医療事故を繰り返す者ですが、このケースは事件性も疑われます。
神経外科医クリストファー・ダンチの問題が表面化していく過程と、刑事訴追に至るまでの異なる時間軸が交差しながら描かれます(一部、フィクション)。そのため、ながら見だと物語を追いづらいかもしれません。
それでも、因果関係や心理描写が秀逸で引き込まれました。特に印象的だったのは、加害医師を単なる“悪の象徴”として描いていないところです。
“人当たりの良いダンチ”に疑念を抱いた人物が、逆に理解されないくだりは、ホラー映画のような怖さがあります。
最終話の弁護士 vs 検事の最終弁論は、どちらも迫力と説得力を感じました。
FBI: Most Wanted シーズン1
凶悪犯をみつけて逮捕する特捜班のドラマ。犯人を追う過程で、動機を探っていきます。
特にシーズン1は、アメリカ社会の問題を赤裸々に扱っている傑作回が多いです。
なお、本作は『FBI:特別捜査班』のスピンオフで、こちらは刑事ドラマとしておすすめです。
アウトブレイク-感染拡大-
新型コロナウイルス感染症(COVID‑19)が、世界へ蔓延する前に製作された海外ドラマ。2020年1月よりカナダで初放映。
今となっては「予言」と思えるほど、社会のネガティブな反応がリアルに描かれています。
人の反応は万国共通なのだと感じました。
CIA分析官 ジャック・ライアン
16才以上を視聴対象とするAmazonオリジナル ドラマ。
シーズン1の導入はスローでグロいです。しかし、しっかりとしたストーリーで、社会派の『24』といった感じ。
シーズン3が特に良かったです。