
ホームページ(Webサイト)制作に何が必要か?の“成分”と、ネット公開について、ざっくり解説します。

複数ファイルで、1ページを表示
ホームページは1ページでも、実は複数のファイルで成り立ちます。主に次のファイルが必要です。
- HTMLファイル:文章や制御(画像表示指示、リンク)
- JPEGやPNGファイル:画像
- CSSファイル:装飾命令
Webデザイナーなどが、これらの作成・編集を行います。
HTMLとCSSは、ホームページを表示するためのコンピュータ言語で、テキスト形式で書かれます。これは「ソースコード」と呼ばれ、書く作業を「コーディング」といいます。
コーディングはほとんどのテキストエディタで行えます。
なお、ホームページに何らかの機能を加える際は、JavaScriptを使うことが多いです。例えば、Googleマップを埋め込むところで使います。
そのほかのタスクで使う主なツール(アプリ)は以下の通りです。
- Adobe Photoshop:バナー広告やタイトルなど画像作り
- Adobe Illustrator:ロゴやアイコン、地図など主に線画を描く
- Figma:UIデザインやプロトタイプの作成
- WordPress:ページ作成・管理システム(CMS)
Webデザイナーとして就職を目指しているのでなければ、「定番のツール」にこだわる必要はないと思います。最近は、安くて便利なツールが増えているからです。

ネット公開とは、Webサーバへアップすること
上記のファイル群をWebサーバにアップ(コピー)することで、ホームページとしてネット公開されます。
- Webサーバ
- いつでも・どこからでもアクセスできる「ファイル保管庫」。ネットに常時接続されている高性能コンピュータの保存領域。
Webサーバは自前で用意するほか、「レンタルサーバ」のサービスを利用する手段があります。
《その前に、URLをどうするか?》へつづく