FUJIFILM X100Vは高価なデジカメですが、とても気に入っています。
- FUJIFILM X100V
- レンズ交換できない・ズームできない・高級コンデジ[詳しく]
満足の理由を、プロカメラマンのポートレート作例とともにレビューお伝えします。
上作品:f/2.0・フルサイズ換算35mm
小さいカメラなのに物理ダイヤル
このカメラの大きさはスマホ3、4台分くらいで、重さは約478g。だから、いつもバッグに入れています。
重厚な一眼レフに比べ、写る人もきっと気楽だと思います。
露出補正・絞り・シャッタースピード・ISOは物理ダイヤルで設定。そのため、操作に迷うことがありません(変えなければオート)。
小さいカメラで物理ダイヤルが多いことは、設定を変えて撮る人にとっては大きなメリットです。
逆光もイイ感じ
私は、被写体の後ろに太陽という逆光シーンをよく撮ります。しかし、このコンデジで撮った逆光写真を、パソコンでじっくりチェックしても、嫌なフレアを感じたことはありません。
逆光耐性は良いという印象です。
ボケ味が楽しい
掲載しているポートレートは、全て絞り値f/2.0で撮っています。
本機は、4世代目のFUJIFILM X100Fまでのレンズから一新され、開放でもピント位置はクッキリ。
なお、FUJIFILM X100V(5世代目)より、保護レンズ(プロテクトフィルター)をつければ防塵防滴になります。
掲載写真はAdobe Lightroomで編集。女性ポートレート4作品は明瞭度を下げているので、ボケがさらに柔らかくなっています。
コンバレンズで換算50mm
男性ポートレートは、別売コンバージョンレンズのTCL-X100S IIをつけて撮影。
カメラレンズ部分の先に装着すると、フルサイズ判換算で50mmになります。絞り値はそのまま。
難点は、ネジ式の装着のため、付けたり外したりに手間取るところです。
コンバージョンレンズのII型だと、自動でExifに焦点距離33mm(非装着時は23mm)と記録されます。
ポートレート動画
短い時間ですが動画撮影もできます。
上に載せたポートレート動画は、ジンバル(手ブレ補正機器)にFUJIFILM X100Vをつけて、歩きながら撮影しました。ハイスピードに設定しています。