
年金ニュースを偽る詐欺広告が、最近ネット上に大量に配信されています。
バナータイプには次のようなタイトルが含まれます。ご注意ください。
- 年金受給額がX月X日より上昇
- X月X日より年金が上がります
- 年金増額、X月X日施行
当メディアでも確認次第ブロックしていますが、広告主が新しいアカウントやドメインを使うため追いつかない状況です。

最近の詐欺広告、4つの特徴
年金の詐欺広告には、最近の特徴が4つあります。
日付をタイトルに
タイトルに「X月X日」と、配信当日か翌日の日付が入ります。
これは「すぐ確認しなければ」という焦らせる手口です。
生成AIを活用する
同じ画像が使われることは少なく、いかにも生成AIで作画したようなイラストや写真を載せています。
また、以前に見かけた「変な日本語」はなくなりました。
広告ごとにドメインを変える
広告をクリックした後(リンク先)のドメイン(URLの一部)は毎回異なります。
これはドメインごとのブロックを回避するためでしょう。
無関係のサイトを“隠れみの”に
リンク先のページを確認すると、ある企業の公式サイトでした。つまり、“年金ニュースとする広告”と“リンク先の内容”が一致していないのです。理由は、広告配信サービスの審査をすり抜けるため、と考えられます。
広告がクリックされる時間帯など状況によって、リンク先を変える手口です。

私たちができる防衛策は?
不審な点があったら、ページを閉じる
広告のリンク先が、怪しいURLなど不審な点があったら、それ以上は進まずにページを閉じましょう。掲載された番号に電話することもNGです。
もし、気になることがあれば、広告から進まずに、改めて新しくブラウザを開いて、ネット検索してください。
日本年金機構 公式サイトのURLは「nenkin.go.jp」。末尾の「.go.jp」は、日本の政府機関や行政機関だけが登録できるドメインです。
検索窓にURLを直接入力すれば、ページが開きます。
Googleに通報する
Googleが配信する広告で不審なものを見かけたら、広告の右上にあるℹ️(インフォアイコン)を押して、[レポート]から通報することが可能です。
悪質な広告主のアカウントを通報することで、被害に遭う人を減らせます。
