広告リンク先が「.co.jp」でも、詐欺だった

ネット広告リンク先が転送される事例

リンク先が「.co.jp」なのに、詐欺サイトへ誘導する広告を見つけました。

ネット詐欺対策としてURLチェック(ドメイン)は有効ですが、広告を押した後のページURLにも注目してください。

スマホ画面をチェックする男性

タップ後に別のURLへ転送される

見つけた不審広告のリンク先は、ある大手企業のURLでした。

しかし、広告をタップすると、異なるURLのページが表示されたのです。

  1. 広告リンク先の設定:
    https://**111**.co.jp/〜/〜?〜
  2. タップ(クリック)後の遷移先:
    https://**222**.com/〜

これは、悪用された転送(リダイレクト)によって遷移したと考えられます。

リダイレクトは、本来、効果測定などに使う機能です。

本ケースは、信頼性の高い日本法人向け「co.jp」へのリンクと見せかけ、無関係な詐欺サイトへ転送しています。

このような詐欺広告に騙されないように、タップ後に異なるURLにならないか、アドレスバーを確認することが肝心です。

もしドメイン(例では「**111**.co.jp」の部分)が変わっていたら、より注意が必要です。

7/22追記:悪用された企業は対処済み

悪用された企業へ本件について連絡したところ、先方より「事実確認を行い、対処を完了した」と返信がありました。迅速で丁寧な対応だと感じます。

この企業は、問い合わせフォームから画像送信が可能です。そのため、悪用している不審広告のスクショを添えました。

一方で、連絡フォームを設置していない公式サイトがありますが、情報提供を受ける機会を逃しているのではないでしょうか。

打ち合わせするウェブデザイナーたち

企業に求められる対策

今回の不審広告は、Googleアドセンス・広告レビューセンターで発見しました。

Googleアドセンス
Webメディアやネットゲームなど媒体が、広告スペースを貸すことで収益を得られるサービス[Sothei解説

URL確認が詐欺対策として紹介されているなか、部外者が転送機能を使えることは問題です。

企業には、“意図しない転送”を防ぐセキュリティが求められます。自社ドメインの信頼を守ることにもなるでしょう。

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