真実に基づく映画『エベレスト』と当事者ルポ『空へ』

ネパールのタンボチェから見たエベレストとペリチェ

風景の美しい映画を見ようと思い、『エベレスト』を視聴しました。

興味深い内容だったので、関連書籍とともに紹介します。

映画『エベレスト』

映画は「真実に基づく物語」で始まります。

上映時には『エベレスト 3D』というタイトルでしたが、原題は『Everest』です。

製作年2015年
時間122分
監督バルタザール・コルマウクル
出演ジェイソン・クラーク、ジョシュ・ブローリン、ジョン・ホークス、マイケル・ケリーほか

鑑賞して初めて、1996年の大量遭難事故を描いたものだと知りました。ロブ・ホール率いるエベレスト登山隊には、日本人もいて遭難死しています。

辛いテーマですが、最後まで惹きつけるものがありました。そして、「登山隊リーダーのとんでもない過失ではないか!」と感じました。

ChatGPTに聞くと、リーダーの重過失だったという解説。「おすすめの関連書籍は?」の回答に『空へ』をあげました。

ジョン・クラカワー著『空へ』

『空へ(原題:Into Thin Air)』は、ロブ・ホール隊に参加していたジョン・クラカワーによるルポルタージュ。文章が巧みで、充実した内容です。

なお、2026年1月現在、ヤマケイ文庫の『空へ- 悪夢のエヴェレスト 1996年5月10日』がKindle Unlimitedの対象になっています。

この本を読むと、ロブ・ホールなど遭難した人々の人柄や、エベレスト登頂の動機も伝わってきます。そして、映画で感じたリーダーへの批判的印象がなくなりました。

2時間の映画で、出発から描くのは無理があった気がします。

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