元石川高校アントレプレナーシップ教育、生徒たちのプレゼン

神奈川県立 元石川高等学校のアントレプレナーシップ教育で、生徒たちによる1学期の最終発表会が行われました。

アントレプレナーシップ(起業家精神)教育
競争の激しい今の時代、社会人に重要な「考える力」などを養う授業。元石川高校では2年生の選択科目。

高校生たちから、横浜市や東急へのプレゼンテーションを動画撮影(2019年)。プロモーションや広報を担当されている方にも、参考になるポイントがあると思います。

上の動画は40分と長いので、通勤中にラジオ的に視聴されてはいかがでしょうか。

生徒たちのプレゼンテーション

高校生にまちの情報を届けるためには?

課題に対して生徒たちがグループごとに考え、ディスカッションします。2019年1学期の課題は「高校生にまちの情報を届けるためには?」でした。

最後に、課題提供者へプレゼンテーションを行います。同じ課題なので、他のグループのアウトプットにも、気づきや驚きがあったことでしょう。

アイディアの磨き方

発表まで、次を繰り返して提案の質をあげます。単に企画すれば良い、ということではなく、結果が出るアイディアになるように磨くわけです。

分析
現地調査やアンケートして課題を把握
仮説
分析結果を根拠に課題解決策を議論
検証
分析結果や社会人からのアドバイスを踏まえ、仮説を再考
一位のグループ

次世代郊外まちづくりが協力

課題提供者は『次世代郊外まちづくり』を進めている横浜市 建築局住宅部 住宅再生課東京急行電鉄株式会社 都市創造本部開発事業部 事業計画部。生徒たちのプレゼンテーションの後に、丁寧な講評をしてくれて、1位2位を発表。

東急電鉄と横浜市の講評
東急電鉄と横浜市の講評

的を射たデザイン提案

筆者はデジタルマーケティングを請け負って画像制作したり、社会人や学生に対してデザイン ワークショップをしたりしています。プロの観点からでも、今回の生徒たちの提案は業界標準であり感心しました。プロトタイプまで作るグループもいて素晴らしかったです。ぜひ動画をご覧ください。

スマホで撮る生徒
サポートする教員たち
マイクと生徒たち
マイクを撮ってたらピースしてくれた。ピント間に合わずゴメン!