ホームページ(Webサイト)の新規制作やリニューアルする前に、企画を明確化することが、とても大事です。
制作業者やフリーランスへ外注するケースでも、企画書は作った方が良いです。
企画で何を決めるか?
明文化することで、後から関わる人を含め、意思統一が可能です。
また、気づきや反省・改善(PDCA)に役立つメリットもあります。
大仰な企画書より、A4用紙1枚くらいで、簡明な書類が好ましいです。分量があると、読まない人が増えて使い物になりません。
書式に特に決まりはありませんが、私は少なくとも次を企画書に載せます。
ホームページの企画項目
- 目的(KGI)
- 何を伝えたいか?何をして欲しいか?何に役立ちたいか?
- ターゲットユーザ
- 主に誰に対してか?
- 目標(KPI)
- 目的達成のため、何が必要か?(例:閲覧数・問い合わせ数)
- 掲載内容
- 何を載せれば、目標を達成するか?
希望を上げるケースに接したことがありますが、現実的な目的や目標にしないと指針になりません。
目的を認識することで、気づけることが増えます。
例えば、“目的”によっては、無料サービスで達成できるかもしれません。また、FAQを載せた1ページだけのホームページで済むケースもありえます。
階層式にすると、検討しやすくなります。「事業目的→店舗目的→ホームページ目的→カテゴリーAの目的」といった感じです。
ターゲットユーザを決める要素
ホームページを閲覧するターゲットユーザの属性を絞ります。
これにより、コンテンツや表現を決めやすくなります。
- 性別
- 年齢層
- 地域
- 職業
- 年収
- 趣味
さらに具体的にどんな生活を送っているか、と想定するペルソナという手法もあります。
一般的に書式は、ターゲットユーザは箇条書きで、ペルソナは小説のような文章です。
誰に対してのホームページか?がイメージできることが重要です。
《目的と目標の違い》へつづく