
サイト分割して《駅ずかん》をリリースしたのは2021年。この新たなオウンドメディアを立ち上げた理由は、ニーズを把握できたからです。
- 駅ずかん
- わかりやすい地図とキレイな写真を載せた《たまプロ新聞》のスポットガイド[駅ずかん公式サイト]
《たまプロ新聞》のアクセス状況をGoogleアナリティクスで確認すると、鉄道写真の記事が安定して人気であることがわかりました。

フロー情報とストック情報
駅撮り写真の記事が人気だったことから、オリジナルの駅構内図を加えてガイド記事も配信してみました。すると、さらにアクセスが増えました。
記事を追加するたび、Google検索からの流入が比例して増えます。しかし、新しい記事に埋もれて見つけにくい状況になりました。
そこで、サイト分割することにしたのです。鉄道系のフォトエッセイやガイドの記事を、新規オウンドメディアの《駅ずかん》へ移行。
結果、フロー情報は《たまプロ新聞》、ストック情報は《駅ずかん》と分担が明確になりました。何より、異なるディレクトリ構造にしたメリットは大きかったです。
サイト分割した当初は合計アクセス数が減りますが、半年を過ぎたあたりからプラスに転じました。

重要なディレクトリ構造
ディレクトリ構造を《駅ずかん》で変えたことは、SEO的にも有効だったと感じています。
Webメディア構築で、最も難しいのはディレクトリやカテゴリーを決めることではないか?と思います。この検討は言い換えれば、ページのグルーピングです。
《たまプロ新聞》の当初は、カテゴリー決定に試行錯誤しました。
例えば、《駅ずかん》のたまプラーザ駅ガイドのディレクトリは「denentoshi-line」なので、検索エンジンに「田園都市線の駅」だと伝わるでしょう。
加えて、URLを見慣れている人は「https://trainstation.jp/denentoshi-line/tamaplaza-station」というURLで、どんなページかわかります。