
広島から“被爆ピアノ”が、新百合ヶ丘(神奈川県川崎市)へやってきます。
5月3日(土)公演の『平和をうたう〜生きつづける被爆ピアノが伝えたいこと〜』は、今も生き続ける被爆ピアノと、声楽やヴァイオリン、朗読、児童合唱が共演するコンサートです。
私たち昭和⾳楽⼤学アートマネジメントコースの学⽣は、授業の⼀環として学⽣⾃らプロデューサーとなり、コンサートの企画制作を⾏なっております。そして現在も、学生一同公演の成功に向け取り組んでおります。

1945年、広島で被爆したピアノがしんゆりに
広島に原爆が投下された1945年8月6日。その被害を受けながらも80年以上の年月を生き続ける“被爆ピアノ”が、本公演のために広島から新百合ヶ丘へやって来ます。その姿や音色は、何を語るのか──ぜひ会場で体感してみませんか。
プログラムは過去の歴史を知る第1部「ヒロシマ」、そして平和な未来へと祈りを紡ぐ第2部「祈り」へと続きます。長い時を生き続ける被爆ピアノと、今を生きるプロの音楽家たち、そして未来を担う児童合唱団による演奏は、世代をこえて平和への思いを紡ぎます。
さらに今回は被爆ピアノ調律師の矢川光則さんを広島から迎え、被爆ピアノについて貴重なお話を伺います。
「関東の人は平和意識が低い。」とある沖縄出身の学生の言葉をうけ、企画者であるアートマネジメントコース学生の広瀬は、地域間での平和意識の差に疑問を抱きました。
平和の種を、ここ新百合ヶ丘から世界へ。そんな熱い思いからこのコンサートが今年5月、実現しようとしています。
私たちの未来に向けて──平和の祈りを音にのせてお届けします。
音大生である私たちが“平和”のためにできること
今年2月、私たちアートマネジメントコース学生は広島を訪れ、今回の公演にご出演される矢川光則さんのピアノ工房を訪ねました。
私たちは時間をかけてお話を伺い、被爆ピアノを実際に弾く機会をいただきました。ピアノに触れたときの感覚や、その音は、私たちにとって今も忘れられないものです。どれほどの人の思いがこのピアノに詰まっているのか、私たちはこの公演で一体何を伝えたいのか、あらためて考え気持ちを新たにできました。
戦後80年を迎える今、当時の歴史を語る資料や建物は生きたメディアとして私たちに平和の尊さを語りかけてくれました。公演では被爆ピアノの音色に平和への祈りを託し、この広島の旅で感じたことをそのままお届けできればと思います。
音大生である私たちが“平和”のためにできること、その1つの形がこの「平和をうたう」という公演です。
音楽の力を借りて、本公演にご来場される皆さまと、平和な未来を祈る大切な時間をともにできれば幸いです。
昭和音楽大学アートマネジメントコース
増田歩奈

昭和音楽大学音楽芸術運営学科アートマネジメントコース企画制作演習企画公演Vol.1『平和をうたう〜生きつづける被爆ピアノが伝えたいこと〜』公演情報
チケットは、南校舎内のチケットセンターまたはネットで購入できます。詳しくは昭和音楽大学 公式サイトをご覧ください。
出演 | 大森智子(ソプラノ、朗読) 市川宥一郎(バリトン) 松浦雅樹(ヴァイオリン) 石渡洸貴(ピアノ) ゆりがおか児童合唱団(合唱) 矢川光則(被爆ピアノ調律師) |
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公演日時 | 2025年5月3日(土) 開場14:30 開演15:00 ※未就学児入場不可 |
会場 | ユリホール 昭和音楽大学 南校舎5階 神奈川県川崎市麻生区上麻生1-11-1 |
最寄り駅 アクセス | 新百合ヶ丘駅(小田急線)南口から300m |
同時開催 | 被爆ピアノ体験コーナー ロビーでの被爆資料展示 |
チケット 料金 | 一般 ¥3,000 学生 ¥1,500 (全席指定、税込) |
主催 | 昭和音楽大学 音楽芸術運営学科 アートマネジメントコース お問い合わせ:art-3@st.tosei-showa-music.ac.jp |
公式サイト | https://www.tosei-showa-music.ac.jp/calendar/20250503_003009.html |