《たまプロ新聞》をご覧のみなさまこんにちは!
私たちは大学生が発信する、「『ふつう』という言葉を起点に、みんなで考え見つめ直す」ことをコンセプトとした、実験的なメディアプロジェクトです。
突然ですが、みなさんは「ふつう」という言葉にどのような印象を持っているでしょうか?
普段何気なく使いがちな「ふつう」ですが、「ふつう」なことにいやになったり悩んだり、使うことに違和感を感じる場面もあるかと思います。
しかし私たちは、「ふつう」はコミュニティの中で生まれるものであり、範囲によって変わると考えています。私たちは、そんな良い意味で一貫性がなく、見えにくい概念である「ふつう」について考えていきたいと思いました。
何をやってる人たちなの?
私たちは、専修大学のネットワーク情報学部で学ぶ大学3年生です。エンジニアリングやデザイナー、メディア制作、ITビジネスなど、学んでいる分野が異なる8人が一緒になって、専任教員のサポートのもと、「プロジェクト」(≒ゼミ)として活動しています。
私たちが取り組んでいることは主に2つです。
1つ目はプロダクト制作です。現在は、人によって違う「ふつう」を尊重し合いながら楽しむことを目的に、ボードゲームを制作しています。すでに前期の期間でプロトタイプを制作し、テストプレイも行いながら、改良を続けています。
2つ目は、このメディアプロジェクトです。プロダクト制作の経過も追いかけながら、「ふつう」という言葉を起点に、様々なアプローチを行いながら、みなさんと一緒に考えていていけるような情報発信を心がけます。
何を目指しているの?
私たちのミッションは、これまでにない「仕掛け」や「設え」をデザインし、「ふつう」を使うことに起因する「自分の考えの喪失」や「他者との間にあるべきつながりの分断」を再構築することです。
そして、人の数だけある「ふつう」を受け入れ合い、他者との違いが生かせる社会を目指しています。
大きすぎるビジョンかもしれませんが、私たちの活動によって、ちょっとでも近づくことができたらいいなと考えています。
今後のコンテンツについて
これから、様々な職業の方に「ふつう」について聞いていくシリーズ「あなたのふつうは?」を、《たまプロ新聞》へ投稿していきます。お楽しみに!
なお、私たちの『note』では先行して記事を読むことができます。合わせて、よろしくお願いします。