
「電話が使えなくなる」「口座が資金洗浄に使用」などの不審な電話にご注意ください。
2つの不審電話の事例とアドバイスを紹介します。

警察をかたる電話
- 【事例】自宅の固定電話に、「2時間後にこの電話が使えなくなる。オペレーターと話す方は○番を押すように」と自動音声の電話がかかってきた。○番を押すとオペレーターにつながり、住所、氏名、生年月日を伝えてしまった。
総務省や大手電話会社が、電話を停止することに関して、自動音声ガイダンスやSMSを使って連絡することは絶対にありません!
総務省や大手電話会社をかたる電話
- 【事例】スマホで「あなたの銀行口座が資金洗浄に使われている。無料通話アプリのビデオ通話なら出頭せずに済む」などと言われビデオ通話に誘導された。警察手帳を見せられ、住所、電話番号、職業、銀行口座を伝え、運転免許証を提示してしまった。
警察が無料通話アプリやビデオ通話で連絡することは絶対にありません!
金銭を個人名義の口座に振り込ませたりすることも絶対にありません!!

アドバイス
非通知や知らない番号からの電話は、個人情報を聞き出そうとする不審な電話のおそれがありますので、普段から慎重になりましょう。
電話の中で個人情報を聞かれても、個人情報は絶対に伝えないでください!
不安に思った場合や個人情報を伝えてしまった場合は、すぐに消費生活センターや、警察に相談しましょう。
契約に関するトラブルについては、消費生活センターにご相談ください。
- 消費者ホットラインの電話番号:局番なし188番

この記事は、神奈川県くらし安全防災局 くらし安全部消費生活課 発行『かながわ消費生活注意・警戒情報162号』を元に作成しています。
なお、写真は「挿絵」として掲載しているもので、本文とは関係ありません。
神奈川県 公式サイト『かながわ消費生活注意・警戒情報』の情報は、ご自由にコピー、回覧していただき、消費者被害の未然防止にお役立てください。PDFファイルもあります。