キーコーヒーは、19才の柴田文次さんが関内駅(神奈川県横浜市)あたりで、1920年に起こした企業です。
戦災や震災を乗り越え100年
およそ100年前の1920年8月24日、横浜市中区福富町(関内駅や日ノ出町駅の辺り)で、柴田文次(旧姓:木村)さんが、キーコーヒーの前身『木村商店』を起業。初めはコーヒー豆を焙煎し、お得意様へ配達していたそうです。
「自分でコーヒーを栽培したい」と、台湾で農園事業を1931年に開始。6年かかってコーヒー豆入荷という夢を実現させます。
終戦の1945年には横浜大空襲(5月29日)などで、本店や国内支店の多くが消失、海外支店と農園は接収され、東京へ移転。
その後、数度の改称や法人成りを経て、1989年にキーコーヒー株式会社へ社名変更し現在に至ります。
初掲載:2020年7月
画像提供:キーコーヒー株式会社