桐蔭学園 朗読劇を終えて

桐蔭学園 演劇部の朗読劇 at いきいき会館ホール

神奈川県民センターといきいき会館ホール(横浜市営地下鉄 日吉本町駅 2階)で、桐蔭学園 演劇部が朗読劇『米軍機墜落事故の悲しみから』を上演しました。

リハーサル打ち合わせ
学校でのリハーサル

自分事として考えてほしい

野呂一仁(桐蔭学園 高等学校1年)

今回の朗読劇『米軍機墜落事故の悲しみから』は、1972年に荏田で起きた米軍機墜落事故で亡くなった3人の親子の話を元に、顧問の秋庭先生が書かれた台本です。それを私たち生徒で意見を出し合い、潤色したものを上演しました。

朗読劇は事故の悲惨な事実から始まります。さらに、沖縄の宮森小学校や町田市、大和市などでもあった墜落事故と、その対応などの事実を述べます。次に、沖縄の現状とF35Aの墜落、核抑止論や今の安全保障の問題点などを話します。最期は語りかけるような口調、訴えるような口調で、平和への願いを叫びます。朗読の後にはベルトルト・ブレヒト作詞の『欠陥』を合唱します。

私たちはこの朗読劇を通して、米軍機墜落事故の事実を語り継ぐことが大切だと感じました。また、この惨事を知らず、平和について考える機会の少ない人にも伝えて、関心を持ち、自分事として考えてもらいたいと感じました。

桐蔭学園 演劇部の朗読劇 at いきいき会館ホール

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