たまプラーザ駅名の由来は?

たまプラーザ駅構内
たまプラーザ駅構内(写真提供:東急電鉄)

たまプラーザという町名はありません。田園都市線の駅を中心とした街。住所は、美しが丘と新石川が横浜市青葉区、犬蔵は川崎市宮前区です。いづれも神奈川県です。

テレビやラジオで耳にしてか、「多摩プラザ」や「たまプラザ」とネット検索されています。なかには「またプラーザ」でググる人も!

たまプラーザ ユリノキ通りと東急バス

多摩田園都市+広場

たまプラーザ駅という駅名は、東京急行鉄道(東急電鉄の前身)の五島昇社長(当時)が名付け親と言われています。

多摩区や多摩市ではないのに、「たま」がつくのは多摩田園都市という都市開発プロジェクトから。この中心地として、広場を意味するスペイン語の「プラーザ」が足されて命名されました。

なお、スペイン語の「plaza」の発音に長音は感じられないので、なぜ「プラーザ」としたのか不思議です。

多摩センター駅(東京都多摩市)という似た名がありますが、こちらは小田急線・京王線・多摩モノレールの駅で、18km離れています。

たまプラーザ駅北口
北口

1966年に誕生

この駅は1966年から営業。田園都市線 溝の口駅~長津田駅間の開業と同時です。

たまプラーザ駅南口
南口(アトリオドゥーエより)
たまプラーザ駅北口,たまプラーザテラスクリスマスイルミネーション
北口クリスマスイルミネーション
県公社たまプラーザ駅前分譲共同住宅
50年前(山内図書館所蔵)

あなたへオススメ