たまプラーザというネーミングはなぜ?
駅名の由来

たまプラーザ駅北口

たまプラーザについて、「多摩プラザ」や「タマプラザ」とネット検索されています。なかには「またプラーザ」でググる人も!

この辺りの住所に「たまプラーザ」はなく、田園都市線の駅名です。

田園都市線でんえんとしせん
渋谷から中央林間まで31.5kmを運行するの東急電鉄の鉄道路線[詳しく

ひらがなとカタカナの変わった、駅名の由来を探りました。

たまプラーザ駅構内 改札口
写真提供:東急電鉄

“多摩田園都市+広場”が由来

たまプラーザ駅(横浜市青葉区)という駅名は、東京急行鉄道の五島昇社長が名付け親と言われています。

多摩区や多摩市ではないのに「たま」がつく理由は、多摩田園都市という都市開発プロジェクトから。その中心地として、広場を意味するスペイン語の「プラーザ」を加えたのが、たまプラーザ駅の名称由来です。

なお、スペイン語の「plaza」の発音に長音は感じられません。なぜ「プラーザ」と伸ばしたのか?はわかりませんでした。

昔の街を写した白黒写真
50年前(山内図書館所蔵)

1966年に、たまプラーザ駅が誕生

たまプラーザ駅は1966年から営業。田園都市線 溝の口駅~長津田駅の開業と同時です。

2駅のあいだとなる地域は鉄道敷設と造成がセットで行われたため、駅ができてから多くの人が住むようになりました。

ちなみに、多摩センター駅(東京都多摩市)という似た名がありますが、こちらは小田急・京王・多摩モノレールの駅で、18km離れています。

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